ラブレター・フロム・姪

図書館から帰ってきたら、えんぴつでひらがなの宛名の葉書が届いていた。“ゆ”の入学式と、“あ”の入園式の写真の葉書。嬉しくて、かわいくて、上りのエレベーターの中ですでに泣きはじめた。“ゆ”は入学式前に、小学校の勉強がたいへんなんじゃないかというプレッシャーで6歳にして夜中に悪夢にうなされて夜泣きをしていたくらいデリケートな子なんだけれど、お礼の電話をしたら「なんかねー、べんきょうかんたんでつまんなーい」って。あー、よかった。温泉に行ったときに、“ゆ”は自分の名前も漢字で書けるし、簡単な足し算引き算も九九もできるし、絵も上手だし、大丈夫だよって何時間語ったことか。おばちゃんは嬉しいよ!(みほちゃんって呼ばせてるけれども。“ゆ”も“あ”も、みほが『おばちゃん』っていう立場の人だってことに、多分まだ気付いてない。うひひ。)